やっと時間ができたのでパナモリのフレーム(FRCC32)を組んでみた。
ゼロからの組み立ては初めて。今までブレーキの換装、やディレイラーのワイヤーの張り替えなどパーツ単位ではやったことはあるのだが、フレームから組むのは初挑戦。
組み立てる順番はこんな感じ。
- コラムカットしてステムとハンドル仮組み
- BB〜クランク取り付け
- ブレーキの取り付けと
- ディレイラーとチェーンの取り付け
- ハンドルとSTIレバー取り付け
- ブレーキとディレイラーのワイヤーを張り調整
- バーテープを巻く
- だいたいのポジションを決め、各ボルトを指定トルクで締め直し
- ペダルを取り付けやボトルケージ、ライト、ベルを取り付け
コンポはシマノのマニュアル通りに取り付ければOKなので、難しいことは無かったが、苦労したのコラムカット。パイプカッターを使わないようがよいことを知った。
作業開始。まずはコラムカット。
カット位置はスペーサー35mm+ステム+一番上に5mmスペーサーをつけたところからマイナス2〜3mmのところをパイプカッターをクルクル回して切る。
切っている最中、嫌な予感はしていたが、じつは圧力をかけて切るため、切り口が盛り上がってしまうので径が少し大きくなるのでステムやスペーサーがはまらなくなる。ヤスリで削り事なきを得たが、結構疲れたので次からは糸ノコで切ることにした。
今回、プレッシャーアンカーを利用することに。AmazonでBBBの「ヘッドセット パワーヘッド ステムキャップ BAP-03 OS」を購入。
引っ掛かりがあり、下に落ちないタイプを選んだ。1-1/8インチ用だったが問題なく固定。
プレッシャーアンカーの取り付けは、色々なところで説明されているので割愛。ガタが出ないようにしっかりフロントフォームを持ち上げるように固定するだけ。
コラムはグレーだったが付属していたステム用のアルミシムが黒で目立たなくてよかった。最後に指定トルクで取り付けるのでここでは仮組み。
ボトムブラケットとクランク
グリスを塗りDURA-ACE BB-R9100 ボトムブラケットをはめ込む。
今回、ショップでタップ立てをしてもらっているので、スムーズにねじ込めた。
ホローテック専用工具と「DURA-ACE BB-R9100 ボトムブラケット」に付属するアタッチメントで締め込む。フェイスカットもやってもらったので面もぴったり。
軽く叩きながら挿入し左クランクを固定。難しさはゼロ。105もアームがたくましくなった。
ブレーキの取り付け
フロントもリヤも難なく取り付け。タイヤをやめてからセンター出すので、ここも仮止め。
ディレイラーの取り付け
リアディレイラーはマニュアルに従い取り付け。裏の突起がフレームのエンドにかみ合うように、抑えながら指定トルクで締め付ける。
フロントディレイラーは幅がわかるオレンジのシールが貼ってあるので、合わせて指定トルクで固定。
今回、パナモリのシートチューブは細い28.6mmなのでアダプターを嵌めて指定トルクで取り付け。後でも調整できるので、そこまでシビアにならずに取り付けた。(結果、問題なく変速できている)
ハンドル、STIレバーを取り付けて、ワイヤーを張る
STIの箱にブレーキワイヤー、シフトワイヤーが入っている。これも失敗してもショップで買ってくればよい。結果、フロントディレイラーのワイヤーを短く切りすぎて正しい末端処理が出来なったが問題なく作動する。
チェーンを張る前に、リアディレイラーのHi-Loの調整をしておくと見やすくて良い。この後、スプロケを取り付けたホイールをはめて、チェーンをマニュアル通りのコマ数でカット。
ミッシングリンクが付属しているので、取り付けも簡単に終わった、
ブレーキ、ディレイラーのワイヤー調整
ディレイラーもシマノのマニュアル通りに行う。特に変速周りはチェーン落ちの危険があるので、マニュアルをしっかり読み設定する。リアディレイラーのHi-Loがわかりにくければチェーンを外して調整するのもアリ。
ブレーキはブレーキシューチューナーを利用して調整している。これを使うとトーイン調整など簡単にできる。ホイールとのマージンとセンターを合わせて調整完了。
バーテープを巻く
実はバーテプを巻いてみたんだがカモフラが強すぎて、黒に変えようと巻きながら思ったので、末端処理が少し適当に。もう少し薄いテープだったらよかったのか。フレームが細いので余計ハンドルが太く見える。
ペダルを付け完成
ディレイラー調整の時にすでにペダルは付けていただが、指定トルクで締める。サドルやSTIレバー、ブレーキなど全ネジを指定トルクで締まっているか今一度締め直す。
完成
背景が暗すぎ&凹凸有りすぎて、よくわからないがバーテプ以外はイメージ通り。
細身で地味で目立たない。そんなバイクを目指していた。ボトルケージももっと細いものか、ない方がいいかもしれない。
どうしても測ってしまう
ツールボトルだけ抜いて、ペダル、前後ライト、ベル、ボトルケージx2で測ると9.85キロ。ちょこちょこ軽量パーツつければ8キロ台はいける気がする。
乗った感想や、調整などはまた別の記事でまとめることにする。
とりあえずパナモリ FRCC32 完成!