WEB制作

大量のHTMLファイルの中から、不要なファイルだけ削除したいときに苦労した話。

画像:ファイルの一括削除する話 WEB制作
スポンサーリンク

ファイルの絶対パスは分かっているんだけど、一気に削除する術を知らなかった。そんな話。

不要ファイルの削除

サクラエディタでGrepをかけて不要ファイルのファイルリストを作るところまではできているのだが、大量ファイルの効率的な削除方法が見当たらない。
拡張子やワイルドカード指定でファイルを一括削除する方法は数多くあるが、各ディレクトリに別れた複数ファイルを一括削除する方法がなかなか見つからなかった。
ひとつずつ削除していけば良いのだが、ファイル数が300を超えていて非常に面倒くさい。エンジニアの知り合いに聞いても「やればできるんじゃない」と後ろ向きな発言が返ってきたので自己解決することに決めた。

コマンドプロンプトを使ってファイルの削除の実験

とりあえず[del]コマンドでファイルが削除できるコマンドプロンプトで試してみた。
絶対パスで書かれた削除ファイルを[del]で消してみると、当たり前だが消えた。
続いて複数の絶対パスを用いた一括削除を試す。[&]はたしか「半角スペース」だったので、全ファイルをスペース区切りで10ファイルほど消してみる。これも消えた。

コマンドプロンプトで大量の絶対パスファイルを削除

これならと試しに300ファイルをすべて消してみる、、、が、半分以上消えていない。。
色々と調べてみるとコマンドプロンプトで使える最大文字数は8191文字とのこと。
複数回実行するのは面倒くさいので、一行ごとに頭に[del]を入れてみればよいのではとヒラメキ、試してみると、、一気に消えた。
これで効率的に作業が進められるとともに、いつ使うのかわからない豆知識を一つ身につけることができた。

操作まとめ

エディタでファイルリストを開き、文字列[del ]を行の頭に入力。
サクラエディタなら「Alt」を押しっぱなしで先頭行をドラッグするだけ選択できる。できたらCtrl+Vで[del ]を一気にペースト。
画像:ファイルリスト
作った[del]リストをコピーしてコマンドプロンプトにペースト
画像:コマンドプロンプト
一気に削除が完了。不要なファイルだけが削除されている。
画像:削除完了

注意点

  • ログが残らない
  • ゴミ箱ではなく完全に削除
    なので、バックアップを作ってから作業をすることを勧める

今回、Googleで「削除 ファイルリスト 一括 登録 CSV Windows フリーソフト」あたりで検索してみたがやりたいことが出てこなかったが、フリーソフトではなく、コマンドプロンプトとテキストエディタがあればサクッとできた。
同じ問題で悩んでいる方に少しでも助けになればと思う。

タイトルとURLをコピーしました